米国SECスタッフ、IFRS対応の最終報告書を公表

2012年7月23日 更新


米国証券取引委員会(SEC)のスタッフは7月13日、「米国の発行企業の財

務報告制度に国際財務報告基準(IFRS)の組込みを検討するためのワークプラ

ン」(スタッフ最終報告書)を公表した。

同報告書は、ワークプランの実施により収集した情報等の分析及び検出された事

項をまとめたもの。記載項目は、1)エグゼクティブ・サマリー(IFRSの開発

、解釈プロセス、グローバルな適用と執行、IASBのガバナンスなどの検出事項

を含む)、2)米国内財務報告システムへの組込みに向けたIFRSの十分な開発

および適用、3)投資家の利益のための独立した基準設定、4)IFRSに関する

投資家の理解および教育、5)規制環境、6)発行企業への影響、7)人材の準備

状況。

日本を含む世界の会計関係者が注目していた、IFRS組込みの是非や方法、S

ECが今後採るべき方針などは示されていない。SECコミッショナーの意思決定

に資する情報を提供する報告書という位置付けだ。

大統領選が迫る中、年内にSECコミッショナーが最終判断を下すかどうか、不

透明感は増すばかり。日本もIFRS対応の方針を巡り、混迷が続きそうだ。

IFRS財団は「残念」とコメントしている。

(http://www.tabisland.ne.jp/参照。)

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