(続報)2014年は上場企業の倒産が24年ぶりに発生せず    

2015年2月21日 更新

 2014年の上場企業の倒産が24年ぶりにゼロであったことは前回お伝えしました。
(帝国データバンク「法的整理による全国企業倒産状況(負債1千万円以上)」)

2014年の倒産件数は9180件と、2013年に比べ11.1%減少し、負債総額は1兆8678億円と、2013年に比べ32.3%の大幅減少となりました。

 業種別にみると、
不動産業(319件、前年比6.3%増)を除く6業種で前年比で減少しました。
なかでも、建設業(1859件、同20.8%減)、
製造業(1225件、同16.1%減)、
卸売業(1381件、同14.4%減)の3業種は前年比二ケタの大幅減。

建設業は6年連続の前年比減少で、2000年以降で最少です。消費税率引上げ前の駆け込み需要に加え、公共工事が高水準で推移したことで好況が続き、近時のピークだった2008年(3446件)の約半数に減少しました。

 負債額別にみると、負債5000万円未満の小規模倒産は5069件と、前年(5619件)を9.8%下回ったものの、構成比は55.2%と全体の過半数を占め、過去10年で最高比率となりました。

一方、負債100億円以上の大型倒産は8件(前年20件)にとどまり、2000年以降で最少となりました。

 なお、2014年の負債トップは、エヌ・エス・アール(株)(破産、1月)の1650億円でした。

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