GALAXY S4がXperia Aに完敗!ドコモのツートップ

2013年8月7日 更新

注目を集めたドコモのツートップ(注)の一角であるXperia Aの販売台数は約110万台、一方、GALAXY S4は約55万台という結果だったそうです。

サムスンは、かつての日本メーカーのように高機能・高性能路線をひた走り、顧客ニーズを見誤っているようです。

以下は、アイティメディア株式会社の運営するサイトに掲載された記事の要約です。

GALAXY S4は、確かに最先端かつ高性能なスマートフォンではあるが、CPU性能の高さなどはハイエンドユーザー層に訴求できても、一般ユーザー層にはあまり響かない。

また日本の一般ユーザー層が求める防水機能は搭載されておらず、日本におけるサムスンのブランドイメージは、Appleやソニーには遠く及ばない。
それでいて当初の販売価格は同じツートップのXperia Aよりも高かったのだから、売れなかったのも仕方ないと言える。

そして、もうひとつ。
サムスンは、販売価格の違いでXperia Aに負けたことに焦り、自ら販売支援金を負担する形で、GALAXY S4にキャッシュバックをつけてしまったことだ。

販売開始から1カ月程度しかたっていない新製品で、しかもツートップでもともと安くなっていたはずのところに、さらに2万円ものキャッシュバックを行ったらブランドイメージはガタ落ちである。今後「サムスンのスマートフォンは、ハイエンドモデルでもすぐに安くなる、キャッシュバックがつく」と思われてしまう。

今夏のツートップ戦略の結果も踏まえて筆者が予想すると、おそらく次のドコモの一推しからはサムスンは外れるだろう。時期的に話題性のある新機種が出ない可能性が高く、今夏のツートップでの結果でも分かるとおり、今の日本市場にあった商品戦略とブランドをサムスンが構築できていないからだ。

他方で、ソニーは次も残留し、ドコモの一推しの中に留まる可能性が高い。Xperia Aで見せたソニーの商品戦略・価格戦略は見事であり、国内でのXperiaのブランドイメージはiPhoneに次ぐレベルまで成長している。

そして、サムスンに代わってドコモの一推しに昇格するのは、おそらくシャープだろう。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1308/05/news034.html

(注)ツートップとはドコモが今夏モデルから敷いた販売戦略。これまで各メーカーを平等に扱ってきた護送船団方式を改め、商戦期ごとに特定のメーカーおよびモデルを「一推し」として選定。そこに広告費や販売支援金を集中させるというものだ。この夏商戦では、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia A SO-04E」とサムスン電子製の「GALAXY S4 SC-04E」がツートップとして、ドコモの主力販売モデルになった。

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