【ブラック企業大賞にノミネートされた8社・法人とその理由】

2013年8月8日 更新

「ブラック企業大賞」は、首都圏の若者を中心とする労働組合「首都圏青年ユニオン」や労働問題を専門とする弁護士、大学教授らで構成する「ブラック企業大賞実行委員会」が主催し、今年で2回目。以下、今年のノミネート一覧です。

 ▼ワタミ 居酒屋チェーン「和民」などの外食をメーンに介護、農業、環境事業を展開。2008年、入社2カ月の女性社員(当時26歳)が過労により自殺。12年に労災認定

 ▼クロスカンパニー 「earth music&ecology」のブランドで女性に人気のアパレル中堅。2009年、入社1年目の女性社員が過労、ストレスで死亡。11年に労災認定

 ▼ベネッセコーポレーション 「進研ゼミ」などの教育関連が主力事業の教育・出版大手。2009年、人財部に「人財部付」という部署を新設。12年、裁判所は「実質的な退職勧奨の場の疑いが強く、違法な制度」と判断し、「人事権の裁量の範囲を逸脱」と無効を言い渡した

 ▼サン・チャレンジ レストランチェーン「ステーキのくいしんぼ」などを展開。2010年、男性店長(当時24歳)が、店舗が入居するビル内で首つり自殺。12年に労基署が過労によるものと認定

 ▼王将フードサービス 「餃子の王将」を展開する大手外食チェーン。2013年、男性社員(当時25歳)が長時間労働で鬱病を発症し、休職を余儀なくされているとして、裁判所に損害賠償を求める民事訴訟を起こした。のちに鬱病は長時間労働によるものとして労災認定

 ▼西濃運輸 「カンガルーの西濃」で知られる運送大手。2010年、男性社員(当時23歳)がキャンプ場で硫化水素を発生させて自殺。過労による鬱病を発症し、自殺したとして労基署が労災認定。遺族が裁判所に約8100万円の損害賠償を求める民事裁判を起こした

 ▼東急ハンズ 生活雑貨の大手量販店。2004年、男性社員(当時30歳)が突然死。13年、遺族が東急ハンズを相手取り、損害賠償を求めた民事訴訟で裁判所は同社に約7800万円の支払いを命じる。裁判長は長時間労働と精神的ストレスによる過労死と指摘。同社の安全配慮義務違反も認めた

 ▼国立大学法人 東北大学 名門国立大。2007年、薬学部助手の男性(当時24歳)が研究室から投身自殺。12年、宮城県労働局が過労自殺と認定した。遺族が裁判所に損害賠償を求める訴えを起こしている。また、同年、工学部准教授の男性(同48歳)が自殺し、労災認定された 

最新情報一覧ページに戻る